RULE
競技規則

【通則】
1.この競技規則は、加茂ゴルフ倶楽部が開催する競技を円滑に実施するために定める。
2.競技規則の運用についての一切の事項は、競技・ルール委員会(以下「委員会」という)が決定する。
3.競技とは、加茂ゴルフ倶楽部が発行する競技日程に掲載する競技をいう。
4.新年杯・レエィース・マスターズ杯、ファミリー大会・開場記念杯、グランドチャンピオン大会及び研究会の競技規則は、別に定める。

【プレイファスト】
5.競技に参加する全てのプレーヤーは、「Play Fast」を心掛けるべきである。スロープレーは、同伴競技者のみならず後続組の全てのプレーヤーに迷惑をかけるものであり、全てのゴルファーが避けるべき行為である。
(1)ティーインググラウンドに立った時、そのホールに人がいない状況下では、自らの組にスロープレーが発生していると自覚し、以後のプレー時間の短縮に努めるべきである。
(2)プレーペースのガイドライン
①9Hのプレー時間は、2時間10分以内。
②1ストロークの所要時間は、30秒以内に心掛けること。
(3)競技においてスロープレーが発生し、「正当な理由」が認められない場合、事前の予告無しに所定の罰打を課すものとする。詳細については、ローカルルール及び臨時ローカルルールとして事前に告知する。

【競技】
6.競技は、四大競技と一般競技とに区分する。
(1)四大競技 クラブ選手権・理事長杯・スクラッチ競技・シニア選手権

(2)一般競技 四大競技を除く競技
7.競技は、16名以上の参加者をもって成立する。ただし、レディース・マスターズ杯については、8名の参加者をもって成立する。
8.競技は、クラブ選手権・シニア選手権及びスクラッチ競技を除き、すべてハンディキャップを付して行う。なお、ハンディキャップはJGA(財団法人日本ゴルフ協会)ハンディキャップ又はクラブハンディキャップ(以下、「HDCP」という)とする。
9.競技の方式は、原則として次のとおりとする。

(1)クラブ選手権
①予選 27ホールズストロークプレーとする。
②決勝 予選上位16名によるトーナメント方式のマッチプレーとし、1~2回戦は18ホールズ・準決勝・決勝は36ホールズとする。

(2)理事長杯
①予選 HDCPを付した27ホールズストロークプレーとする。
②決勝 予選上位16名によるトーナメント方式のHDCPを付した18ホールズのマッチプレーとする。HDCPは、両者のHDCPの差に0.7を乗じて得た数(小数点以下切り捨て)をホールHDCP順にHDCP下位の者に付す。

(3)スクラッチ競技
①予選 27ホールズストロークプレーとする
②決勝 予選上位16名以内による27ホールズストロークプレーとし、予選、決勝の合計ストロークとする。

(4)シニア選手権
①予選 18ホールズズストロークプレーとする。
②決勝 予選上位16名による18ホールズストロークプレーとし、予選、決勝の合計ストロークとする。

(5)月例競技
①18ホールズストロークプレーとする
②HDCP(クラブHDCP)によりAクラスBクラスに区分する。各区分毎に競技が成立しない場合は合同して行う。
HDCP:Aクラス:~15 Bクラス:16~30

(6)上記以外の競技
原則として、18ホールズストロークプレーとする。

(7)ティーマーカーは、原則として次のとおりとする。
①四大競技 ゴールド・マーカー(但し、理事長杯については女性はブラウン・マーカーとする)
②その他の競技 男子:青マーカー 女子:赤マーカー

【参加資格】
10.競技の参加資格は、加茂ゴルフ倶楽部の会員であって、かつ、次の条件に合致するものとする。
(1)四大競技
①前提条件
HDCPを取得している者で、競技前日迄の過去4カ月以内の競技(月例競技・梅見杯・盛夏杯・勤労感謝の日杯及び研修会)にニ回以上参加し、その競技のスコアシートを提出している者。
②クラブ選手権及びスクラッチ競技
HDCP 15迄の者
③シニア選手権
競技開催当日満55歳に達する者で、HDCP取得者。
ミッドシニアの部
競技開催当日満65歳に達する者で、HDCP取得者。(シニア選手権と同時に行う)
④理事長杯
HDCP20迄の者。ただし、HDCP19及び20の者が出場する場合は、HDCPを18として取り扱う。

(2)一般競技
①前提競技
HDCPを取得している者。尚、新年杯・レディース・マスターズ杯・ファミリー大会・感情記念杯はHDCPの取得を問わない。
②月例競技・梅見杯・盛夏杯・勤労感謝の日杯にHDCP31以上の者が出場する場合は、HDCPを30として取り扱う。なお、「クラブHDCP」期間中はクラブHDCPによるものとする。(ハンディキャップ規定3、①を参照)

(3)レデイース・マスターズ杯
(A)女子
(B)競技開催当日満60歳に達する男子。

(4)委員会は、必要に応じて競技参加者の資格を限定又は変更することができるものとする。この場合、事前にその内容を当該者に通知又は倶楽部内に掲示する。

【参加資格の欠格事項】
11.前項に規定する参加資格を有している者であっても、次の各号の規定に該当する者については、委員会が指定する競技又は定める期間、参加資格はないものとする。
(1)24に規定する参加費を負担しなかった者
(2)27または28の規定に該当する者
(3)年会費未納の者
(4)委員会が競技に参加させることが相応しくないとした者。

【組合せ及びスタート時刻】
12.組合せ及びスタート時刻は、委員会又はその代行者が決定し、参加者に通知する。
13.ストロークプレーによる競技は、1組のHDCPの合計を原則として100迄とし、委員会が特に承認した場合を除き、1組3人以上の組合せとする。
14.競技参加者は、帯同キャディの使用及び競技不参加者の同伴はできない。

【参加手続】
15.月例協議の参加受付は、1ヶ月前の月例競技当日より現地フロントにおいて、本人の申込みにより受付ける。
16.受付けの締切りは、申込み順により次の定員に達した時又は競技開催日の10日前とする。
①4月~9月 200名 ②10月~3月 180名
17.キャンセル待ちについては、フロント又は電話で随時受付け、キャンセルが発生した時点で受付順に参加できることとし、その旨をキャンセル待ち者に連絡する。
18.競技申込者は、競技に参加できなくなった時は競技開催日3日前の正午までに倶楽部フロントに届け出なければならない。
19.競技参加者は、競技当日、スタート前に必ずフロントにおいて受付名簿に署名しなければならない。署名がない時は、失格とする。
20.競技参加者は、定められたスタート時刻の20分前までに競技参加の受付をしなければならない。
21.スタート10分前には、必ずスタートホール周辺で待機していること。
22.天候その他の理由等で競技が延期になった場合は、当該競技に既に申し込んでいた者のみが出場できるものとする。
23.委員会は必要に応じて参加手続きを変更することができるものとする。

【参加費】
24.競技参加者は、次のとおり競技参加費を負担する。なお、競技途中においてプレーを中止した(NR)者及び18・19・20及び21の規定に違反した者並びにその他競技規則に違反し失格した者についても、原則として競技参加費を負担しなければならない。
①四大競技 2,700円 ②一般競技 1,200円

【練習】
25.スタート前の練習は、指定練習場に限り行うことができる。また、練習には、練習グリーン及びアプローチ練習場を除き、備え付けの球以外の球を使用してはならない。
≪違反した場合≫
・マッチプレーは、最初のホールの負け。
・ストロークプレーは、最初のホールのスコアに2打罰を付加。
≪ローカルルール11の違反の場合≫
・マッチプレーは、そのホールの負け。
・ストロークプレーは、そのホールのスコアに2打罰を付加。

【使用球】
26.使用球は、(財)日本ゴルフ協会発行の最新の公認球リストに記されているものでなければならない。

【成績及び順位】
27.競技参加者は、プレー終了後速やかにスコアカードにマーカーのアテストを受け、かつ、自分の氏名を自署した上でスコアカードを委員に提出しなければならない。また、競技を途中で棄権(NR)した者も同様とする。なお正当な理由が無いのに棄権(NR)した者は、次回競技への参加を認めない。
28.スコアカードの提出をしなかった者又は、提出が大幅に遅延した者は、理由の如何を問わず失格とし、次回競技への参加を認めない。
29.一般競技においては、競技前日迄の過去3ヵ月以内の競技(月例競技・梅見杯・盛夏杯・勤労感謝の日杯)に一回以上参加し、その競技のスコアシートを提出している者以外の入賞は認めない。
30.同一順位に複数の者がいる場合は、次の方法により上位者を決定する。ただし、入賞者が表彰式を欠席した場合は入賞放棄とみなし表彰式に出席をした者の中から次点者を繰上げ入賞とする。

(1)ストロークプレー競技
マッチングスコアカード方式とする。
①9ホール合計(10~18番)
②6ホール合計(13~18番)
③3ホール合計(16~18番)
更に決着がつかない場合には、18番からのカウントバックにより決定する。(※インスタートであってもこの方式とする)

(2)マッチプレー競技
予定ホール数を終了しても勝敗が決しない時は、スタートしたホールからいずれか一方が1アップする迄競技を続行する。

(3)以上いずれの場合も委員会が必要と認めた場合これを変更することができる。


【定めのない事項】
31.委員会はローカルルールを別に定める。また、必要に応じて臨時ローカルルールを別に定めることができる。ただし、臨時ローカルルールを定めた場合は、その都度詳細を倶楽部内に掲示する。
32.本規則、ローカルルール及び臨時ローカルルールに定めのない事項はすべて(財)日本ゴルフ協会が制定した競技規則による。
33.クラブ競技のルール規則の運営については、加茂ゴルフ倶楽部競技規則並びに日本ゴルフ協会のゴルフ規則に準じ行うものであるが、ローカルルール・臨時ローカルルールも含め競技・ルール委員会の裁定は、全てに優先するものとする。

【付則】
1.競技中は、9ホールズ終了後、プレーの進行を妨げない限りクラブハウスに立ち寄ることができる。

 

平成27年1月1日
加茂ゴルフ倶楽部 競技・ルール委員会

 

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